空間体験-武蔵野美術大学 美術館・図書館
|

縁あって、美術館・図書館新棟を見学に行くことができました。
コンセプトである「本の森のように、大きな本棚の壁で囲まれた空間」
が外観にまで現れていて、木に隠れていた姿が見えてきた時は驚きました。
表層のガラスには、季節により満開の桜や新緑の緑、真っ赤な夕日が映りこみ
周囲に溶け込むと館長さんが話していました。
内部は渦巻状に本棚の壁が廻り、中心から放射状に開けられた開口により
何層にも重なる空間が貫かれています。
実際に歩き回ってみたところ
「本の森」のコンセプトには、使われ方も強く意識されているように感じ、
空間体験だけではなく、この図書館を実際に利用した時にどのように感じるのか
とても興味を持ちました。